秘密基地のスクランブルゲート(ガレージドアとも言う)の塗装が傷んで来たので再塗装することにしました。我が家のガレージドアは株式会社レムコの「ウッドレイズドドア」を使用しており、ヘムロック材(マツ科のツガ)のフレームにシダー材(マツ科のヒマラヤスギまたはヒノキ科のベイスギ)のパネルをはめ込んだ構造になっています。これらの無垢材は木の風合いが良く、開閉時に騒音が発生しないのが利点なのですが、劣化を防ぐために定期的に塗装をしなければなりません。天気予報とにらめっこをしながら晴天と休日が重なる日を選んで塗装をしました。
まず汚れを落として表面を整えるために軽くサンドペーパーをかけます。軽くと言っても面積が大きいので2時間くらいかかってしまいました。割れが生じている部分がありましたので、木工用ボンドを注入して補修しておきました。
サンドペーパーで表面を整えた
面ファスナーでサンドペーパーを貼り付けられるスポンジ状のブロックが便利
割れを発見したので木工用ボンドで補修しておいた
塗装面の状態が整ったら、床や壁面をマスキングして塗料を塗ります。木材が劣化する原因は、腐朽菌による分解、カビの繁殖、害虫被害、紫外線による灰化などがあります。これらに有効な塗料として防腐・防カビ・防虫剤が配合された「キシラデコール」を使用しました。この塗料は塗膜を作らずに浸透するため、木の風合いを保ちながら内部から劣化を防ぎ、かつ、木材の通気性を保つことができます。1度目の塗装が終わった段階では色ムラがありましたので、1時間ほど乾燥させてもう1度塗ることにしました。
1度目の塗装が終了したが、まだ色ムラが残っている
2度塗りをしたところ、だいぶムラが少なくなりました。朝から始めて終わる頃には夕方になってしまいましたが、雨に降られることなく無事に塗装が終了しました。
色ムラは古い塗膜の落としムラが原因のようだ